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スポーツと政治

先週の週末Jリーグマリノスのホームゲームで、ある党の議員が応援団と
称して政治活動とも取れる行為を集団で行ったそうです。
それもスタジアム内で…。

レッズサポからこの件について意見を聞かれこの事件を知ったのですが、
サッカー関係から議員になった私も非常に残念であり憤りさえ感じています。

サッカーを好きだからといって支持政党まで一緒だなんてことはありえない
でしょうし、更に純粋な気持ちで応援しているチームに政治色がチラつくのは
もっての外だと感じていらっしゃる気持ちよく理解できます。

私の選挙期間中、試合開催日にスタジアムの外の街頭で挨拶をしていた時
多くの応援してくれる人の中には『サポーター(サッカー)を利用している』
とその行動について苦言を述べる人もいたのが事実です。

それが今回スタジアムの中で起きたとの事、想像するだけで吐き気がします。

確かに来年の参議員選挙や総選挙が近づくにつれ私の周りにもキナクサイ
臭いが漂ってきました。
『元レッズの○○○さんに応援頼めないだろうか?』
無理でしょうと返事をすると
『じゃあ元Jリーガーで誰か居ない?有名どころで?』
それもちょっと、と返事をすれば
『田口さんはどうなの?無所属なんだから応援とかサッカースクールとか
問題ないじゃない、協力してよ』
こんな声が埼玉だけには留まらずあちらこちらから聞こえてきます。

スポーツの持つ純粋さ(単純さかな?)を失った時点で興行として行っている
Jリーグやプロ野球の存在価値は無くなってしまうでしょう。

最後の砦、『政治色を持ち込まない』
このキーワードは一チームだけで守るべきことではありません。
リーグ全体として真摯に受け止め対応策を講じるべきでしょう。

それを期待します。

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日本女子サッカーリーグの総務主事(掃除主務とも呼ばれています)となり
半年が過ぎようとしています。
オールスターもいろいろあったものの無事終了しましたし、大きなトラブルも
無くリーグも進んでいます。
しかし俄然として観客数は一部を除いて低迷したままで、世間での認知度
もさほど上がってはいないのが現状です。

9月に入り来期の試合数や組織などを見直す時期になりました。
これから本当の仕事が待っています。
チームとの折衝やチーム間格差をどう埋めていくのか課題は山積みです。

新規参入希望のチームもちらほら聞こえてきます。
下のリーグとの入れ替え制度なども議題にあげる必要も出てきそうです。

また忙しくなってきました…。

by ninho | 2006-09-13 10:53  

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