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ご報告

この度私こと田口禎則は今春の統一地方選への出馬をしないことを決定しましたので、ここにご報告させていただきます。
 
1999年4月に旧浦和市議会議員として市民の皆様の付託を受け、前回の統一地方選では政令指定都市誕生に伴い、さいたま市緑区から県議会に活動の場を移し、主にスポーツ行政や教育問題に対し全力で取り組んできました。
それまでのJリーガーとしての活動とは全く違う環境でしたが、多くのサポーターの皆さんに助けられ、また時には叱咤されながら沢山の経験を得ることができ、微力ながら8年間議員としての仕事を全うすることができました。

この場を借りてご支援頂いた皆様には心から感謝申し上げます。

今後につきましてはこれまでの経験の中から、スポーツ行政や教育行政、特に義務教育の場面において問題視されている不登校や学級崩壊の問題について何らかの形で携わっていきたいと考えています。

具体的には筑波大学時代の恩師である野外運動学の第一人者、現びわこ成蹊スポーツ大学副学長飯田聡氏が代表を務める『幼少年キャンプ研究会』との連携で、今春より埼玉県秩父に自然教育の拠点施設を整備することを計画中です。

この『幼少年キャンプ研究会』は設立が1969年と古く、環境教育や冒険教育及び不登校児童への働きかけなどに対して非常に高い成果を挙げている団体であり、宮城県花山村には自らキャンプ場を持ち、その実践の場として多くの活用がなされています。

しかし残念なことに関東には教育を目的としたキャンプ場などの施設が乏しいのが現状です。 そこで埼玉秩父と言った素晴らしい自然環境が残る地で、この活動を立ち上げることは非常に多くの可能性を秘めているといっても過言ではありません。

議員活動に対して未練がないといっては嘘になりますが、議員としての立場から一度現場に戻り、額に汗しながら様々な問題を抱えている現代の子供たちと膝を付け合うことで本当の教育を肌で感じてみたいと考えています。

そして一人でも多くの子供達の生きて行く力『人間力』醸成のために役に立てれば幸いです。

今後も今までと同様、皆様の心温まるご支援ご高配を賜りますようお願い致します。

# by ninho | 2007-02-08 10:31  

どうなってるの?

与党といわれる先生方が教育再生検討会なるものを開催したそうです。

そこでは、これまでゆとり教育を推進してきた文部科学相経験者らが
授業時間数の10%増加などについて「知識向上に重点が置かれている。
ゆとり教育が目指す人間力の向上が大事だ」などと相次いで反対論を
表明したとか。
また体罰の基準緩和を明記したいじめ対応策に関しては、「現場の視点
を持つべきだ」との指摘が出されていました。

確かにゆとり教育の見直しをするにしても再生会議が出した報告では一部
言葉足らずの部分があるのも否めません。
しかし『ゆとり教育が目指す人間力の向上が大切だ』なんて甚だおかしいの
ではないでしょうか。

現状のゆとり教育で、なんで人間力が養えるのか、それこそ現場の視点が
欠落しているいい例です。
前にも話題にしましたが、現状ゆとりで増えたのは正直塾の収益ぐらいで
他に何かあったでしょうか?
土曜日も家族で共に過ごし地域での活動などにいそしむ?
元々こうした時間を有効に使うことができる人は、土曜日が休みではなくても
できていたんですよ。
たぶんゆとり教育とはまったく関連は無い話なんですよ。

どうしてこうも教育の現場の話になると全国一律で事を進めようと
するのでしょうか?ゆとり教育でよい成果を上げているところは更にそれを
進めるもよしバージョンアップするのもよいでしょう。
ただしその成果が見られない環境に置かれている地域や学校では見直しを
含めて抜本的な改革を進める。
お互いの良さや問題点を整理しながら修正を加えていくのが
理想だと私は考えます。

文部科学相経験者のお偉い先生方、少しは現場で成果を上げている先生を
観察してみて下さい。
かならずそこからこれからの教育のヒントが隠されているはずです。

私も何人もの偉大な尊敬できる先生をこの目で沢山見てきました。

そして最後は『情熱』この一言につきるでしょう。共通部分で言える事はね。

# by ninho | 2007-01-25 00:37  

宝くじスポーツフェア ドリーム・サッカー 日本代表OB 

熊本にてこの週末サッカー思う存分楽しんできました。
土曜日は、午後から熊本の3,4種指導者60名に指導者講習。
ナショナルコーチングスタッフである池内氏のアシスタントとして活動。

非常に熱心な指導者が多くこちらも力が入ります。
女性指導者の数も1割程度かな。
最後の締めはやはりゲーム。非常に白熱していました。

日曜日は朝9時過ぎから午前中いっぱいスクール開催。
ピッチを8ヵ所にわけ色々なメニューを各々でおこない回っていく方法。
100名近い子供達でのサイクルですから10名強を1回14分。
ず~と続いて2時間あまり。相当疲れました。

私の担当はトラップ胸・モモだったのですが、コンビを組んだのが
『ゴルゴン金子』こと金子久さん。
帝京高校時代のヘディングシュートは忘れられませんね。
巨漢(100㌔超)&強面コンビですので子供達はチョット緊張気味かな。

しかし少女の数の多さに驚きました。
ルネッサンス熊本の下部組織の子供達もいましたが、各チームに女の子
が必ずと言ってよいほど居るんですよ。大仁さんも相当喜んでいました。

30分程の昼休みを終えると午後はアトラクションでスタート。
PK合戦、リフティング大会で場を盛り上げながらメインイベントのゲームに。

今回の相手は30才台前半の選手も多く中々手ごわい。
前半0-2で少々OB選手に危機感がみられてきたところで後半は若手主体。
と言っても前園が一番若く、次は菊原志郎、GK岡中その次が私と言った
状態ですのでそう大差は無いのですか…。

どうにかこうにか志郎の技ありゴールやチョウさんこと永島さんの意表を
ついたロングシュートで3-3の同点に持ち込みました。

私はあいも変わらずスライディングと空中戦。
いつまでたってもプレースタイル変わりませんね。そのためか今日は朝から
腰や首に痛みが…。
まぁ次の日に痛みが出るので良しとしておきましょうか。

と2日間強行スケジュールの、でも楽しかったイベント報告です。

# by ninho | 2007-01-22 10:11  

全日本大学選手権

準決勝の2試合西が丘で観てきました。

感想は『ウ~ん…』と言ったところです。

チームに対して私が意見を言うのは筋違いですので何も言いません。

しかし春から観てきた選手一人ひとりのレベルアップが殆んど無いのには正直悲しい。GWの伊賀でのフェスティバルに参加したときと変わっていない。
それも止める・パスをすると言った基本部分の精度から。

是非大学を代表するような選手達には猛省してほしいそれが本音です。

期待がある分どうしても厳しい意見になってしまう。

この年代が代表の予備軍であり、代表を脅かすような存在にならなければ
女子サッカーの明日は開けないんだ、頼んだよ!!

# by ninho | 2007-01-12 23:53  

JWS

JWSって言う団体ご存知ですか?
http://www.jws.or.jp/
平たく言うとスポーツに関わる女性を支援する団体の事ですが…。

今日この代表である小笠原女史に会ってきました。

さすがに約10年前に何も無いところからこの団体を築き上げ、昨年には
世界女性スポーツ会議を熊本で開催までしてしまうだけの事はあります。

凄いパワーの持ち主でした。そこらの男はタジタジですきっと。

モックなでしこリーグの新たなビジョン作りに欠かせない存在と思い、
意見交換を目的に行ったのですが、

『是非実現しましょう!!時間が勝負よ!』

と逆に説得されてしまうはめに。

しかしこんな強い味方(いろんな意味で…)が近くに居たのに今まで
お願いに行かなかったはナンテ事? 

しかし今日を境にタッグを組んで、女性のスポーツをサッカーと言う切り口
から様々な形で盛り上げて行ければ最高ですよね。

特に五輪予選やワールドカッププレーオフで世間の関心が高まる2007年は
女子サッカー界にとっても新たな門出を迎える年です。

私達リーグ側も準備万端といきたいものです。

乞うご期待あれ!!

# by ninho | 2007-01-09 23:57